おわりに
ネット社会の普及で匿名・孤立化が進む一方で、生活・心情のオープン化やリアルなつながりが加速しています。希少な存在である若い子育て世帯が活用しやすい形で、彼・彼女らの地域内「共助」を促し、それを地域が協力して支える仕組みを構築することは、子育て環境の向上につながります。
当提案は、保育園に関係するみなさまを戸惑わせることでしょう。お古の持込み・持出し時のルール、トラブル時の責任の所在など、ご心配される点も多いかと思います。現場の方や専門家を交えて、これらについて考える必要があると認識しております。それでも、当事業は複数の社会的課題の解決につながり、期待できる効果・波及性が高いと感じられることから、ご提案せずにいられませんでした。
事業は、モデル試行で保育園関係者等の声を反映させていけば、同じ社会的課題を有する全国や小中学校で汎用できる仕組みとなるでしょう。現在、廃棄されている資源を活用することで、多様な社会的課題の解決が期待できる地域主体の新事業として、ぜひ皆様にご協力いただきたくお願い申し上げます。
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