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トップ  >  NPOな人  >  NPOな人 2011年度  >  大山衛門さん〜 NPO法人カラカネイトトンボを守る会 あいあい自然ネットワーク理事長

大山 衛門(おおやまえもん)

NPO法人カラカネイトトンボを守る会あいあい自然ネットワーク理事長 大山衛門さんNPO法人カラカネイトトンボを守る会あいあい自然ネットワーク理事長

1948年当別町生まれ。団塊世代で典型的なB 型です。家族は妻と一男二女で、80代の両親も健在。社会福祉士の資格取得や、当会の認定NPO 法人化・若者の雇用が夢。北ガスを定年退職後、現在は現職のほか、就労継続支援B 型の多機能型事業所「当別高岡アクティビティーセンター」施設長。

豊かな自然で育つ

 私は一人っ子で、大変やんちゃでした。小学生の時スズメバチの巣をとったら、ハチが飛び出して友達が刺され、入院させてしまいました。大きなトノサマガエルを捕まえてみんなをびっくりさせたこともあります。夏休みには必ず昆虫の標本箱を提出するほど昆虫には興味があり、なかでも夢中になったのはトンボ捕りでしたが、まさか大人になってからトンボに関する市民活動をするとは思っていませんでした。大自然の中を友達と笑い転げながら、いつも遊びやいたずらを考え、ケガや失敗も重ねながら成長していき、その背景にある豊かな自然ときらめきは、私の幼少期の思い出に欠かすことはできません。

 私は37年間、北ガスに勤務しました。検針業務にハンディターミナルを初めて導入したり、天然ガス業務の関係で全国を回り、ガス機器の部品を調達したりなど、忙しくもやりがいを感じながら仕事ができて幸せでした。学校の暖房等に都市ガスを使っていただき、個人として何かお手伝いしたいと考え、北ガス勤務の傍ら、小学校や中学校のPTA 会長を皮切りに、町内会長・B ステージ管理組合理事・マンション7つのまちづくり仲良し会事務局長を引き受けていました。そんな関係で2001年の冬、札幌市北区役所が主催する「まちづくり委員会」に出席しました。ここで当時、拓北高校の教諭で、当会事務局長の綿路昌史(わたじまさし)さんと出会い、北区にある篠路福移(しのろふくい)湿原で不法な埋立てが始まっていることを知りました。

カラカネイトトンボ

 篠路福移湿原は日本最大級の石狩湿原の一部で、札幌市内に残る唯一の湿原です。準絶滅危惧種で、札幌では篠路福移湿原にしか生息しないカラカネイトトンボのほか、多様で貴重な動植物が生息しています。しかし1960年代に、価値の無い土地をだまして売りつける悪徳な原野商法で切り売りされ、登記簿上では所在不明の方を含む800人以上の地権者がいる私有地となっていました。

自然環境を守るために

全ての地権者の合意を得ているとは到底考えられない、非合法の疑いがもたれている埋め立てが進み、50ha(ヘクタール)だった湿原は5ha まで減少していました。そして当会内部では、埋立てに反対するため任意団体を脱してNPO 法人化し、より組織的に反対活動をすべきだという人と、この活動のままでいいという人で二分されているようでした。綿路事務局長の「こんな小さな湿原も守れない地域に、自然の保全・保護はできない」という一言が私の胸にグサッと刺さり、私は当会に関与するようになりました。

  次第に活動にのめりこみ、2003年に新事務局長に就任、2004年にNPO 法人化しました。そして湿原の消滅を防ぐため、土地を賃借して会で管理することとし、地権者115人の登記簿を調べて「湿原保存活動へのお願い」要請文を発送しました(うち45人は宛先人不明で戻る)。その結果、2006年までに5地権者、6区画の賃借に成功し、この区画には管理者を明確にするため「カラカネイトトンボを守る会管理地」の標柱を設置しました。でもこんな一部賃借では、根本的な問題は解決しません。「自分たちが土地を取得する以外に湿原を守る方法は無い」と考え、ナショナル・トラスト運動(※)を積極的に推進することにしました。2006年、日本ナショナル・トラスト協会から150万円の助成を得て一部買い取ったのを皮切りに運動を続け、現在は篠路福移湿原の約1割弱、6,784平方メートル(時価およそ9738千円)を取得しており、最終的には市民の手に湿原を取り戻したいと考えています。一方で、それとは別に地元の排雪業者が土地所有者に無断で残土を捨てているため、その中止を求めています。190万人都市で自然を守るのは大変です。でも市の中心部から45分で行けるこの湿原は貴重で、取り返しのつかないことにならないよう、時には牙をむかなくてはならない状況です。 

あいの里東中学校の生徒さんとともに行った里沼づくり

  もちろん市民「運動」的な活動は一部で、日頃の当会は大変穏やかで、かつ大忙しです。2001年、当別町ビトエの茨戸川(ばらとがわ)河畔に湿原の再生を目指したビオトープ(生物生息空間)を作りました。2006年からはカワセミの人口営巣場を作成し、観察を続けています。翌年には両生類のためのビオトープ「カエルの学校」を作り、エゾアカガエル、ニホンアマガエルの保護をしています。「あいの里公園」にあるトンネウス沼では、拓北高校の理科研究部や地域の方々と一緒に、ヨシなどを抜き取る里沼作りをしています。ヘイケボタルの飼育保護・放流活動も地域の子どもたちと毎年行っています。

  これからも地域の学校、企業、個人の協力を得ながら、自然を子どもたちに引き継ぐために活動をつづけ、さらに私個人としては、障がい者の社会福祉のためにも微力ながら尽くしていきたいと考えています。

※自然環境を無理な開発による環境破壊から守るため、市民活動によって買い上げるなどして保全する活動

一緒に活動しませんか

自然観察ウォークやホタル幼虫放流会、昆虫採集標本作り、とんぼやかえるの生息を支援するための観察会・草刈り・ゴミ拾い・親睦会などをしています。関心のある方はご連絡ください。

NPO法人カラカネイトトンボを守る会 あいあい自然ネットワーク

メール e-ohyama@m2.gyao.ne.jp
TEL:011-778-8353 携帯:090-1307-5190
札幌市北区あいの里1条6丁目2-2-214号 
ホームページ: http://www7b.biglobe.ne.jp/~karakane/
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