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トップ  >  NPOな人  >  NPOな人 2009年度  >  眞鍋千賀子さん〜NPO法人自立支援事業所ベトサダ代表理事

眞鍋 千賀子(まなべ ちかこ)

眞鍋さんの写真NPO法人自立支援事業所ベトサダ代表理事

1941年9月、東京都生まれ。97年に来札し、ホームレス支援活動を始める。活動を通じ、市内の支援団体「北海道の労働と福祉を考える会」「なんもさサポート」などにボランティアとして参加。2009年、自立支援事業所ベトサダ設立。

「おじさん」たちともに―

 6月25日に発足した路上支援団体ベトサダは、私にとって初めて本格的にかかわることになった組織です。

 12年前の秋、札幌の土を踏んで間もない頃に、私は「おじさん」たちと出会いました。「ホームレス」という言葉は知っていましたし、それまで暮らしていた東京には札幌よりもずっと多くの路上生活者の方たちがいましたが、そういった人たちとの接点はまったくありませんでした。話しかけたことさえなく、まして一緒に笑ったり泣いたりなどという経験は想像もできなかったことです。
その日、なぜ彼らに声をかけようと思ったのか、今となってはよく憶えていません。J R 札幌駅と桑園駅とを結ぶ高架の下を通りかかったことも、偶然です。ガード下のスペースを活用した公園に、テントが20張ぐらい並んでいました。「北6条エルムの里公園」、通称「テント村」。私にとっての、路上支援スタートの地です。

 なぜ、テントがあったのか。そこに暮らしている人がいたからです。彼らはさまざまな事情で家を失い、そこで生きることを余儀なくされた人たちでした。当時、札幌にはホームレスがいないと言われており、今でいう支援団体のような組織もありません。私は、一人でそこに通うようになりました。きっかけは、「何かしなくては」という単純な動機です。東区の自宅でカレーやシチューなどをつくり、大鍋を抱えて地下鉄に乗り、日の暮れる少し前に公園を訪ね、彼らと一緒に夕食の鍋を囲む―􌖨。まだ札幌の土を踏んで日も浅い頃のこと、私は地元の地理を会議中の様子覚えるよりも先に公園の友人たちの顔と名前を憶えてしまいま
した。1997年の秋のことです。
以来、私は途切れることなく路上とかかわり続けています。初めて彼らと会話をした時の、「おじさん」という呼びかけの言葉は、今も変わっていません。そんな「おじさん」たちの脱・路上と社会復帰をお手伝いするために、私が代表理事を引き受けてNPO をつくることになりました。それが、ベトサダです。

すぐ隣りに、助けるべき人がいる

 ボランティアを始めたばかりの若い人たちに、聞かれることがあります。「おじさんたちに話しかけるには、どうすればいいんですか」
私の答えは、「友達に話しかけるように、普通に声をかける」です。現に、路上問題を何も知らなかった当時の私は、普通に「こんにちは」と声をかけることで、おじさんたちと友達になれました。新聞紙の束を椅子に見立てて「どうぞ」とエスコートしてくれた人もいます。自分のお金で洋服をプレゼントしてくれた人もいます。彼らはみんな普通の人たち、同じ町に住む隣人です。ただ、今たまたま貧しくて、路上で暮らしているだけ。最も大切なのは、普通の人たちとつき合うのと同じように、彼らと深くかかわることです。一人ひとりと正面から向き合うと、彼らがどのような悩みを抱え、何に困っているのか、何を求めているのかを知ることができるのです。
ベトサダの役割は、おじさんたち一人ひとりの社会復帰を、隣人としてお手伝いすることです。ボランティア団体の中には、彼らに路上生活状態のままで生活保護を申請させるところもありますが、私はそれを「自立」とは思いません。本当の自立とは、文字通り自分たちの力で立ってもらうことです。私たちにできるのは、そのためのお手伝い、フォローアップをすることなのです。

 これまでに出会った数百人のおじさんたちの名前や社会復帰後の住所などをノートに書き留め、その記録はもう12冊目になりました。おじさんたちは独特の情報網を持っていて、たちまち路上の有名人になってしまった私は、初めて会ったおじさんに「たどり着いた」と言われるようになりました。「やっと眞鍋さんにたどり着いた」と涙を流し、「これからも頑張って生きていこうと思う」と胸を詰まらせるのです。行政の発表では、北海道のホームレスの人の数はここ数年「横ばい」ということになっていますが、毎日のようにおじさんたちと出会う私の眼から見ると、この12年間で路上生活者は「増えている」と言わざるを得ません。とくに近年は、若い人と出会う機会が多くなりました。20歳代、30歳代で路上に出
なければならなくなった人が、ここ札幌でも日を追うごとに増えています。
ベトサダは、彼らの脱・路上を助けます。路上で彼らに声をかけ、自立の意志があれば市内に確保する「生活荘」に案内し、まずはそこで身体を休めてもらってから、生活の基盤ができるまで社会復帰の訓練をしていただきます。年配であったり、身体が不自由だったり、心の病気を抱えていたりする人であれば公的援助に繫げ、若くてまだまだ働ける人であればできるだけ自分の力で仕事を探してもらいます。最終的には自力で新しい部屋を探し、完全に社会復帰してもらいたいと思っています。
新約聖書・ヨハネの5章2-9節に、次のような言葉があります。《水が動く時に、誰も自分を池の中に入れてくれる人がいないのです。/私が行くうちに、ほかの人が先に降りて行くのです》。この「水」というのは、エルサレムにある泉のことです。泉から湧く水を浴びると心と身体が癒やされるという伝説に、多くの人々が集まってくるのですが、何十年も泉のそばにいながら水を浴びることができない人もいました。身体が不自由で、自分の力で泉まで歩いていくことができないのです。誰かの市役所の人と助けを借りなければ、心と身体を癒やすことができないのです。
「ベトサダ」の名は、その泉の名前に由来します。私たちのすぐ隣りに、誰かの助けを必要としている人がいる―。そのことを、多くの皆さんに知って欲しいと思っています。

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